★保育士と幼稚園教諭の違いは?必要な資格や働き方を解説★

today 2020/12/23



保育士と幼稚園教諭。


一見同じような仕事に見えますが、実は必要な資格や働き方などが異なります。


今回は、2つの職業について比較していきます。


保育士と幼稚園教諭の違いとは?


保育園の先生か幼稚園の先生か、どちらになろうか考えている人も多いのではないでしょうか?


次のような違いがありますので、これから保育士や幼稚園教諭を目指す方はしっかり理解しておきましょう。



(1)必要な資格




保育士になるには保育士資格、幼稚園教諭になるには幼稚園教諭免許が必要です。


それぞれの資格は、取得方法や取得の条件が異なります。


  • 保育士資格

 保育士資格は、次の方法で取得することができます。

 

  • 厚生労働大臣指定の養成機関のある専門学校や大学を卒業する
  • 保育士試験に合格する


 必ずしも学校に通わなくても、通信講座などで資格試験に挑戦する人もたくさんいます。


  • 幼稚園教諭免許

 幼稚園教諭になるための幼稚園教諭免許は、第1種免許状、第2種免許状、専修免許状の3種類があり、いずれか1つを取得することで幼稚園の先生して働くことができます。


それぞれの免許は、次の方法で取得することができます。


  • 1種免許状:4年制大学にて幼稚園教諭養成過程を修了し、卒業する
  • 2種免許状:短大・専門学校を卒業する
  • 専修免許状:4年制大学を卒業後、大学院にて修士課程を修了する


幼稚園教諭になるためには、学校の卒業が必須となります。


基本的にはどの免許の取得でも幼稚園教諭になることができますが、給与や仕事内容に多少差が出ることもあるようです。



(2)保育対象の子どもの年齢





  • 保育園:0歳~小学校就学前
  • 幼稚園:3歳~小学校就学前


保育士は0歳から小学校就学前までの幅広い年齢の子どもを預かる仕事です。


保育対象の年齢の違いは、それぞれの施設の目的が異なるからです。


(3)施設の目的



保育園は厚生労働省の管轄で「児童福祉施設」という役割を持ち、幼稚園は文部科学省の管轄で「教育施設」という役割を持ちます。


保育園は子どもの面倒を見てくれる施設、幼稚園は子どもを教育してくれる施設という違いがあり、保護者が子どもを預ける目的が異なると言えるでしょう。


保育士は保護者の代わりに子どもの生活をサポートする仕事、幼稚園は先生として教育する仕事と考えればイメージしやすいですね。



(4)仕事内容




保育園と幼稚園では標準保育時間が異なるため仕事内容に多少差があることは理解しておきましょう。


  • 保育園:8時間
  • 幼稚園:4時間〜(延長あり)


各施設ごとに異なりますが、保育園は朝から夕方まで、幼稚園は朝からお昼までの時間帯を標準保育時間としています。


そのため、幼稚園教諭は出勤・退勤の時間が一定の場合が多いですが、保育士は早番や遅番などの勤務体系になると考えておきましょう。



  • 子どもを見るだけが仕事じゃない!


保育士、幼稚園教諭に共通して言えますが、子どもを預かるだけが仕事ではありません。


保護者への対応や連絡帳の記入、お便りの作成などの保育状況の報告、指導案の作成、行事の準備など業務は様々です。


また、当園日でない土日にシフト制で出勤する可能性があることも知っておきましょう。


保育士と幼稚園教諭は似ているようで違う


保育士と幼稚園教諭をまとめると次のようになります。



保育士幼稚園教諭
必要な資格保育士資格幼稚園教諭免許
保育対象の子どもの年齢0歳~小学校就学前3歳~小学校就学前
役割保護者の代わり教育を行う先生
保育時間8時間4時間




また、保育士資格の取得方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。


保育士資格は独学でも取れる?合格に近づく勉強方法を徹底解説