「運動会が控えているけど何をしたらいいのか分からない」
「運動会までに準備しておくべきことはどんなこと?」
保育士にとって運動会は一大イベント。
準備するものは多く、子どもと競技の練習もしなければなりません。
日常の業務に加えて運動会がプラスになるため、やることが整理できずにこんがらがってしまうこともあるでしょう。
今回は、運動会までに保育士が抱える仕事や準備すべきこと、準備期間について解説していきます。
この記事を読めば、準備することの整理ができ、効率的に仕事を進めることができますよ!
保育園における運動会の役割とは?
運動会は毎年行われるイベントで、発表会・作品展と並び、三大行事のひとつです。
保護者からすると、普段の子どもの成長が大きく感じられる行事でもあり、楽しみにしている方も多くいます。
特に保育園に通う幼年期は成長が早く、運動能力も著しく上がっていくもの。
毎日仕事をしている保護者の方にとっては、家では見ることのできない成長した姿を見られる機会でもあります。
そんな貴重な機会を円滑に行うために、保育士が準備しなければならないことは多いです。
では、実際にどのようなことを準備していくのか見ていきましょう。
保育士が運動会までに抱える仕事と準備すべきもの
保育園の一大イベントである運動会までに、保育士が準備しなければならないものには以下のようなものがあります。
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当日のプログラム構成
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衣装や会場の飾り
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運動会で盛り上がる曲と流行りの曲
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先生の役割分担と動き方
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子どもとの競技の練習
それぞれしっかりと準備をしておかないと、せっかくの運動会も台無しになってしまいます。
夏が明けて9月の頭から、期間にすると1ヵ月前から準備をする園が多いですが、実はそれではパツパツになってしまうことも。
できれば夏の間にある程度は決めておいて、ベースを固めておけるとベストです。
計画を立てて、スムーズに準備ができるようにしましょう!
①当日のプログラム構成
運動会のプログラムの構成は、運動会の成功を決める大事な役割があります。
クラスごとに発達段階も異なるため、それぞれの段階を考慮して作成をしなければなりません。
まだ歩くことができない年齢であれば、保護者と一緒にできるような競技を設定する必要があります。
走れるような年齢になれば、かけっこなどが定番ですね。
そして、年長にもなれば組体操などを取り入れることもできます。
毎年同じものを行うことももちろんできますが、そうはなかなかいかないもの。
同じ競技だと保護者の方も飽きてしまいますし、その年によって、園児の成長段階も異なります。
成長の様子も見つつ、その年に流行っている曲などを組み込んで楽しい運動会になる構成にしましょう。
②衣装や会場の飾り
衣装は運動会には欠かせないもの。特に、歩くことのできない年齢であれば、衣装が大きな役割を果たします。
人気のアニメキャラクターが定番ですが、流行りに乗るのもひとつの手。
2021年であれば、鬼滅の刃(子どもにも大人気!)やオリンピックの入場曲にも使用されたドラクエの衣装なんかが保護者も知っていると言えますね。
盛り上がるような衣装を提案してみましょう。
会場の飾りも特別感を出す上では大切です。どんな飾りにすれば特別感が出るのかを考えながら考えると素敵な運動会になりますよ!
年に応じて、コンセプトカラーなんかがあっても面白いですね。
③運動会で盛り上がる曲と流行りの曲
運動会では、かける曲によってテンションの上がり方が異なります。
場の雰囲気を作るためにも、曲の選定は慎重に行わなければなりません。
定番の「天国と地獄」や「クシコスポスト」などは、いつでも人気の曲です。
そのほか、ダンスなどであればドラマの主題歌や教育番組で流行ったものであれば盛り上がるでしょう。
子どもたちも保護者も知っているような曲を選定するのがポイントです。
④先生の役割分担と動き方
当日の先生の役割分担と動き方を決めるのも、運動会をスムーズに進めるためには大切です。
どの先生がどこまで準備するのか、どのように動けば効率的になるのかを決めておきましょう。
この計画が上手く決まれば、それぞれの負担も軽減されます。
できれば、冊子などにして渡してあげると、全員が戸惑うことなく動けるようになります。
当日の動きを決める際には、晴れのパターンと雨のパターンの両方を用意しておくと安心です。
雨であれば、体育館に切り替える保育園も多くあります。その場合は、体育館での構成や動きも考えておきましょう。
⑤子どもとの競技の練習
運動会のメインでもあるのが、子どもたちの競技。その練習には一番時間をかけることになるでしょう。
どのようにして「よーいドン!」で走ることを定着させるか、ゴールに向かって走ることをどのように理解させるかなど、子ども目線で教えていくのは時間がかかります。
練習時間も飽きないように短時間で行わなければならないため、工夫が必要になってくるでしょう。
子どもたちそれぞれの性格に合わせて上手く練習を組んであげてみてくださいね。
まとめ:運動会は一大イベント!最高の思い出にしよう!
運動会は年に一度の一大イベントです。
保護者も子どもたちも楽しみにしています。その期待に応えられるように保育士が精一杯サポートしてあげましょう。
最後に保育士が運動会までに準備しておくことをまとめておきます。
- 当日のプログラム構成
- 衣装や会場の飾り
- 運動会で盛り上がる曲と流行りの曲
- 先生の役割分担と動き方
- 子どもとの競技の練習
やることは多いですが、やり切ったあとの達成感は大きなものです。
保育士としても大きく成長できることでしょう。しっかりと準備をして素敵な運動会を作り上げてくださいね。
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