「保育士の間でうつ病になっている人が多くなった気がする...」
「うつ病になる人はどんな人が多いんだろう...」
今まであまりうつ病を身近に感じたことがない人でも、いつの間にかうつ病となった人が周りに増えるということもあります。
特に、1日に会って会話する人数が多い保育士は、うつ病になりやすいと言われることも多いです。
今回は、保育士でうつ病になる人が多い理由と特徴についてご紹介していきます。
この記事を読めば、うつ病になりやすい人がどんな人なのかを知ることができますよ!
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保育士にうつ病が多いのは本当?
保育士はうつ病が多いと言われることがありますが、それは本当なのでしょうか。
確かに、業務も多く、休める時間も少ないためうつ病になりやりやすいのも分かる気がしますよね。
実際のところはどのくらいの保育士がうつ病で悩んでいるのか見てみましょう。
保育士の約3割がうつ病に悩んでいる
とある調査によると保育士の約3割がうつ病と診断された経験があるようです。
つまり3人に1人がうつ病の経験があるということ。診断されてはいないものの、うつ病になっている人を考えるとさらに割合は増えそうです。
ストレスや理想と現実とのギャップに追い込まれてしまい、限界を感じて医療機関へ行くとうつ病と診断されるといった流れですね。
3人に1人と考えると、今のみなさんの職場にも実はいるかもしれないという計算になります。それだけ身近な存在になりつつあるのです。
SNSや体験談でも話題にあがることが多い
SNSや検索エンジンでも「保育士 うつ」と検索すればかなりの数の記事や体験談が見つかります。
職場で話題になることも多く、多くの保育士が悩んでいるということが分かるでしょう。実際に経験している人の生の声を知ることができ、どういった状況でうつ病になっているのかを知ることができます。
うつ病かもしれないと感じたのであれば、SNSやインターネットで情報収集すると役立つはずです。
コメントで質問することもできるため、分からないことや気になることは相談してみると、より理解が深まります。
保育士でうつ病になりやすい人の特徴
保育士だから全員がうつ病になるわけではありません。同じ環境でも風邪をひく人とひかない人がいるように、うつ病になりやすい人とそうでない人がいるのです。
では保育士でうつ病になりやすい人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。以下に例を挙げておきます。
- 全部の保育業務を完璧にこなそうとする
- 仕事の理想が高く、実現が難しい
- すべてを自分1人で解決しようとする
- ストレスを感じやすくため込みやすい
- 真面目で責任感が人よりある
上記は一例ですが、こういった傾向がある場合は、うつ病になりやすいと覚えておくだけでも気付きやすくなるでしょう。
周りの保育士でこういった傾向があれば、声をかけてみてあげてくださいね。
保育士もうつ病になることを自覚することが大切
うつ病は自覚しているか、していないかでも心にかかる負担が変わります。
やる気がなくなって仕事が上手く行かないのを自分の実力不足だと思うと「自分って仕事ができない人間だ」と悲観的になってしまいますが、うつ病に原因があると分かれば話は別です。
時には「うつ病」という病名に救われることもあります。うつ病のせいで、今まで上手くいかなかっただけだと原因を知ることで、自信を失わずに済むこともあるのです。
決して「うつ病=悪いこと」と捉えるのではなく、たまたまそうなって、その症状がうつ病と呼ばれるくらいに思うと心も軽くなりますね。
まずは自分を見つめ直して、うつ病かどうかを自覚するところから始めてみましょう!
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まとめ:保育士にうつ病は珍しいことではない

保育士でうつ病になることは珍しくありません。認めたくない事実であるかもしれませんが、症状が現れたら早めに医療機関などを受診して診断してもらいましょう。
なってしまったらなってしまったで、治すことに専念して、回復したらまた頑張ればいいのです。
最後に今回の記事をまとめておきます。
- 保育士はうつ病になる人が比較的多い傾向にある
- うつ病になりやすい人には特徴がある
- 「うつ病=悪いこと」ではない
保育士に限らず、うつ病は誰しもなる可能性があります。悲観的に考えるのではなく、自分自身からのSOSだと考えて、うつ病と向き合える環境を作っておいてくださいね。
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